仕事が大変で、苦痛を感じながら自分に鞭打って仕事をしている人が多いと
思いますが、たった一言で仕事が楽しくなる魔法の言葉があるんです。
誰だって仕事は楽しいと思ってやりたいですよね。
ところが、「仕事は苦痛だ。」、「生活のために仕方がなくやっている。」
と答える人が多いのではないでしょうか?
「仕事が楽しい人」と「仕事が楽しくない人」の違いについて考えてみました。
1. 「仕事が楽しい人」と「仕事が楽しくない人」の違い
(1)仕事が楽しい人
「仕事が楽しい人」ってどんな特徴があるのでしょう。
・笑顔(作り笑顔でなくて、自然にこぼれる微笑み)
・エネルギッシュ(活動的、エネルギーを発している感じ)
・議論より行動
・素直(変な意地やおかしなプライドがない)
・他人からの評価を気にしない、自分に自信がある感じ
・マイペースだけど仕事が早い
・結論を先送りにしない(決断が早い)
など、いろいろなイメージが浮かんできますよね。
これらのイメージを思い浮かべた時、一つの言葉が頭に浮かんできます。
それは、
「仕事が好き」
という言葉です。
こんなイメージで仕事をしている人というのは、ほぼ例外なく「仕事が好き」
なんじゃないでしょうか?
「仕事が好き」なら「仕事が楽しい」と思えるのは納得できますね。
ところが、私たちが職業として仕事を始める時は、その仕事を始めた瞬間から
好きということではなくて、やっていくうちに好きになっていくものですよね。
好きになる前にその仕事が嫌になってしまうと、自ら仕事を辞めて転職を繰り返し、
いつまでたっても、仕事が好きになれず、定職に就けなくなってしまうケースも
多くあると思います。
したがって、仕事が楽しくなる重要な要素の一つが仕事を好きになることだという
ことが言えると思います。
(2)どうしたら仕事を好きになれるか?
普段、私たちが仕事をしている時の状況を思い浮かべてみましょう。
・納期が迫ってきた、明日までにやらなきゃいけない
・上司に命令されたので、どうしてもやらなきゃいけない
・周りの仲間に迷惑がかかるので、どうしてもやらなきゃいけない
・明日の朝、業務報告があるので、今日中に仕上げなきゃいけない
など、よく遭遇する場面です。
ここで、共通する言葉があります。
それは、
「〜しなきゃいけない」
という言葉です。
この言葉はダニエル・ピンクの「モチベーション3.0」で言うところの
モチベーション2.0の外発的動機づけの段階です。
すなわち、誰かから「やれ」と言われたから「仕方なくやる」という
「やらされ感」に満ちた状態なんですね。
これではやる気が起こるはずもなく、仕事は楽しくなく、苦痛に満ちた
ものになっても不思議ではありません。
ということは、逆に、ここにこそ、仕事を好きになるヒントが隠されているのです。
そうです。
「〜しなきゃいけない」ではなく「〜したい」に変えるのです。
これがまさに、モチベーション3.0の言葉です。
内発的動機付けに基づく行動こそが、「仕事を好きになる」方法なのです。
(3)仕事が楽しくなるたった一言の魔法の言葉
ここまで考えると、仕事が楽しくない人の状態というものは容易に想像できますね。
・いつも誰かから命令されている人
・自分で義務感に縛られて仕事をしている人
・いつも我慢ばかりしている人
・完璧主義でいつもできていないところが気になる人
・いつも仕事に追いかけられている人
・いつも人と比べて、必要以上に頑張っている人
など、まるで目の前にいるようにイメージが浮かんできます。
ひょっとしたら、まさに自分がそうなのかもしれません。
それが意識できたら、魔法の言葉を唱えましょう。
『私がそうしたいんだ。』
どうですか?
何か目の前がぱーっと開けてきたような気がしませんか?
「仕事が楽しい人」と「仕事が楽しくない人」の違いはこんなところにあるんです。
2. 意識的に「仕事が楽しくなる」には?
「仕事が楽しくなる」ためには、「仕事が好き」になること
↓
「仕事が好き」になるためには、仕事の意識を「〜したい」に変えること
というのが、今までの話ですが、じゃあどうやって仕事の意識を「〜したい」に
変えられるのでしょうか?
それはズバリ、目的意識を持つこと、あるいは、自分のなりたい姿をを明確に
描くこと
そうすれば、
「今この仕事をするのは、こういう目的のためなんだ。
だから私は、今この仕事をやりたいんだ。」
と思えるようになるんです。
そして、仕事が楽しくなっていくんです。
仕事が楽しくなっていくと、自分の中に活力と自信がみなぎってくるのがわかるようになり、
自然に周りの人々に優しくなり、人生がどんどん輝いていくんです。
私たちは、仕事が目的ではありません。
仕事を通して、人生を輝かせたいんです。
さあ、そんな人生に変えてみましょう!
3. まとめ
今回は仕事が楽しくなるたった一言の魔法の言葉を中心に書いています。
仕事を心から楽しめる人と楽しめない人の違いはなんだろうという観点で考えました。
そして、仕事が楽しくなる決定的な、それこそ魔法のような一言に気がついたのです。
それは、「私がそうしたいんだ。」ということなのです。
皆さんも是非、口にしてみてください。
「誰かに言われたからするんじゃない。私がそうしたいんだ。」
どうですか。やる気が体の中に満ち溢れてきませんか。
まだまだいろいろな観点から掘り下げていこうと思います。
したがって、5回のシリーズとして記事にしていこうと思います。
ぜひ、すべての記事をご覧いただきたいと思います。
第1回テーマ:「仕事に対する不満」を心理学的に考える
1. なぜ現状の仕事に不満なのか?
2. どのように取り組むべきか?
3. やりたい仕事探し
記事はこちらをクリックしてください!
===>仕事に対する不満」を心理学的に考える
第2回テーマ:仕事が楽しくない理由と楽しくなる魔法の言葉
1.仕事が楽しくない理由を考えてみる
2.仕事が楽しくない4つの理由を掘り下げる
3.仕事は楽しくやろう
記事はこちらをクリックしてください!
===>仕事が楽しくない理由と楽しくなる魔法の言葉について
第3回テーマ:仕事を心から楽しむ3つの秘訣
1. 「仕事を楽しむ」ということ
2.仕事を心から楽しむ3つの秘訣
3. 仕事を心から楽しむ
記事はこちらをクリックしてください!
===>仕事を心から楽しむ3つの秘訣
【今回】
第4回テーマ:仕事が楽しくなるたった一言の魔法の言葉
1. 「仕事が楽しい人」と「仕事が楽しくない人」の違い
2. 意識的に「仕事が楽しくなる」には?
第5回テーマ:今の仕事の中に楽しさを見つける魔法のような4つの方法
1. 「楽しい仕事」を探す行為は蟻地獄のようなもの
2. 今の仕事の中に楽しさを見つける魔法のような4つの方法とは?
記事はこちらをクリックしてください!
===>今の仕事の中に楽しさを見つける魔法のような4つの方法
よろしくお願いします。